「ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)」は、2018-19年秋冬シーズンのメンズコレクションでフィナーレを飾ったマーブル柄のナイロンコートの限定パターンを世界10店舗で8月8日に発売する。店舗ごとにマーブル柄が異なり、日本では青山店と伊勢丹新宿本店メンズ館の2店舗で取り扱う。価格は青山店が18万2000円、伊勢丹新宿本店メンズ館が18万8000円。
マーブル柄はロンドンの職人のアトリエで製作された。伝統的な“エブル”という技法を用い、油性塗料を水面に散らして写し取ることでモチーフが作り出されている。本来は紙に用いられる技法で、テキスタイルやウエアに使用するのは初の試みだという。
18-19年秋冬シーズンのメンズのランウエイショーでは、フィナーレでそれぞれ異なるマーブル柄のコートをまとったモデルが一斉に登場した。デザイナーのドリスはフィナーレの演出にこだわってリハーサルを何度も繰り返したそうで、マーブル柄への思い入れの強さがうかがえる。