伊藤忠ファッションシステムと、同社が母体の「生活と地続きにある未来のライフスタイル」を作り出すifs未来研究所は9月、常識的な型や方法にハマらない、常識を超えたやり方・考え方に挑戦する型破りな人間を育成する「カタヤブル学校」を開校する。エルメス(HERMES)本社の副社長を務めた斎藤峰明シーナリーインターナショナル代表や、嶋浩一郎・博報堂ケトル社長、澤田貴司ファミリーマート社長、松嶋啓介KEISUKE MATSUSHIMA総料理長などが講師陣を務める、月1回の講座を年間12回、有償で開催する予定。1年間の受講期間中には、課外授業も予定している。具体的なスケジュールや受講料は、追って発表の予定だ。
同校のコンセプトは、“仕事の「感」と「勘」を磨く”。会社の枠組みや自分の思い込みにとらわれ、新しい発想が生み出せない現状を打破し、具体的な課題解決に取り組む「実戦」を学ぶことで、知識やノウハウを詰め込むのではなく、“センスや勘どころ”を育て、磨くことを狙う。校長には、川島蓉子ifs未来研究所所長が就き、フリージャーナリストの林信行が副校長としてサポートする。林・副校長は、最新のテクノロジーやデザインが人々の暮らしぶりや社会をどう変えるかをテーマに取材を続けている。
同校は“体験入学イベント”として8月25日、新井良亮ルミネ(LUMINE)相談役と、寺尾玄バルミューダ社長の「カタヤブル人生」を聞くイベントを開催する。川島蓉子・校長が、従来の型を次々破ってきた2人の過程や失敗、悩み、迷いなどを聞く。
■カタヤブル学校 体験入学イベント
日程:8月25日
時間:16:00〜18:30(15:30開場)
場所:カタヤブル学校
住所:東京都港区北青山2-3-1 伊藤忠ガーデン2階
参加料:2000円