ワールドは、6日東証2部に上場した子ども服のナルミヤ・インターナショナルの101万2300株を引き受け、同社の第2位の大株主になった。総株主の議決権に対する割合は10.22%になる。
狙いは両社の持つ経営資源の有効活用だ。ナルミヤ・インターナショナルはワールドの持つECプラットフォームや物流プラットフォームなどを活用する。ワールドは現在ティーン向けブランド「ピンクラテ(PINK-LATTE)」やファミリー業態の「ハッシュアッシュ(HUSHUSH)」「ザ・ショップTK(THE SHOP TK)」の一部で子ども服を取り扱っているが、キッズ・ベビーの専門ブランドは有しておらず、今後共同でのマーケティングなどでの相乗効果を見込んでいる。
なお、6日東証2部に上場したナルミヤ・インターナショナルの初値は1501円で、新規公開株の公開価格の1560円を下回った。同日の終値は1494円。