「グッチ(GUCCI)」は9月14日、ビューティ専用のインスタグラムアカウント(@guccibeauty)を開設した。すでに53万以上がフォローしている。
西洋画の他、日本画など、アレッサンドロ・ミケーレ(Alessandro Michele)=クリエイティブ・ディレクターがインスピレーションを得る世界各国のアート作品を投稿している。中には、女性がリップスティックを塗っている絵や粉をはたいている絵など、古来の美容法を描写している絵も投稿している。
最新の投稿には、9月24日に開催された2019年春夏コレクションのビューティルックが登場する。小指だけ塗ったレッドネイルやラフに仕上げた不均一な前髪、ナチュラルな肌が特徴だ。
「グッチ ビューティ」は14年にフリーダ・ジャンニーニ(Frida Giannini)前「グッチ」クリエイティブ・ディレクターの元、パット・マクグラス(Pat McGrath)がクリエイティブ・デザイン・ディレクターを務めデビューした。当時はプロクター・アンド・ギャンブル(PROCTER & GAMBLE)が手掛けていたが、16年に同社が「グッチ」を含む41ブランドをコティ(COTY)に売却した。"G"のモノグラムをエンボスしたアイシャドウやリップなどをそろえている。現在のところ日本での展開はないが、デビュー当時から日本での発売が期待されている。