全国62店舗でヘア&メイクやネイルサービスを提供する「アトリエはるか」の岩井大輔・社長の初著作となる「サービス業の革命児が明かす 常識破りの店舗経営50のアイデア」が女性モード社から刊行された。
「アトリエはるか」は2000年に創業。主に駅ビルや駅ナカの一等地に店舗を構え、ヘアカットやカラーリングは行わず、ヘアセットとメイク中心のメニューで展開するという独自のビジネスモデルで成長し、直近の10年間で売上高10倍を達成。そのビジネスモデルを作り上げ、入社してわずか6年で社長に就任した岩井社長が、店舗経営や人材教育など“常識を超えた取り組み”のアイデア50選を公開している。
例えば「顧客カルテをとらない」「 広告を打たない」「集客しない」「技術のステップアップはラジオ体操のスタンプ式で」などで、そのマネジメント術には、ヘアサロンはもちろん、あらゆる業種の経営のヒントが隠されている。
各著名人も同書を推薦する。高島郁夫フランフラン(Francfranc)社長執行役員が「(同書には)人や店舗を筋肉や神経のようにつなぐ仕組みが存在する」、吉松徹郎アイスタイル社長兼CEOが「アットコスメが見習うべきことは全部ここに詰まっている」とコメントするなど、“経営のプロ”の心も捉える一冊だ。