マツモトキヨシホールディングスは10月4日、マツモトキヨシ台湾1号店をオープンした。運営は、1月に台湾企業と合弁で設立した現地法人、台湾松本清が行う。売り場面積は約255平方メートル。所在地は、台北市を代表する繁華街として多くの人が訪れる「東区」エリアに位置する台北市大安區忠孝東路四段155號。
台湾は、マツモトキヨシの訪日外国人客の中でも特に来客が多く、現地でもドラッグストアの需要があると分析していた。今後は、1号店を通じて現地の購買動向やニーズを検証し、台湾におけるドラッグストア事業の確立を目指す。
また、日本においても事業を拡大する。マツモトキヨシは近年、都市中心部および周辺地域を拠点にする企業との連携を進めており、駅ナカに売店「toks」やコンビニ「LAWSON+toks」などを展開する東急ステーションリテールサービスや、東京都や千葉県に食品スーパー「リブレ京成」などを展開する京成ストアとのフランチャイズ契約を締結。駅ナカ業態や地域特性を踏まえた事業展開を狙う。