プルミエール・ヴィジョンの会場。2000社を超えるサプライヤーがブースを構える PHOTO BY SHIRO MURAMATSU
ファッション素材見本市「プルミエール・ヴィジョン(PREMIERE VISION以下、PV)が9月19~21日にパリで開催された。2019-20年秋冬向けのテキスタイルを中心に、糸、レザー、資材、図案などのサプライヤー2000社以上が出展。地球環境に配慮した商品開発が標準になり、また、スポーツの重要性がさらに高まって、軽量かつ機能的な生地が多く並んだ。触感をポイントに、色は暖色系や中間色、粗めの生地が目立った。
TREND_1
スポーツとファッションの融合
ハイテク素材でエレガントな街着を
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シャカシャカで軽量 防風・防水の機能付き
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シャカシャカで軽量 防風・防水の機能付き
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シャカシャカで軽量 防風・防水の機能付き
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シャカシャカで軽量 防風・防水の機能付き
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ふかふかタッチの軽やかなムース素材
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ふかふかタッチの軽やかなムース素材
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ふかふかタッチの軽やかなムース素材
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ふかふかタッチの軽やかなムース素材
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ふかふかタッチの軽やかなムース素材
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ふかふかタッチの軽やかなムース素材
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リキッド、オーロラetc.妖しい光沢感
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リキッド、オーロラetc.妖しい光沢感
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リキッド、オーロラetc.妖しい光沢感
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リキッド、オーロラetc.妖しい光沢感
2018-19年秋冬コレクションでも、多くのブランドがハイテク素材などを用いてスポーティーな要素を取り入れたコレクションを発表し、スポーツはもはや定番化した観があるが、さらにその傾向は強くなりそうだ。いわゆるアクティブな機能ウエアという提案はもちろん、機能素材でドレスを仕立てるといったエレガンス寄りのアイテムにも商機がありそうだ。機能素材は、ウールの高騰、進むシーズンレス化だけでなく、突然の災害などにも対応できる万能素材でもある。
TREND_2
傷めつけたような粗いテクスチャー
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美しさだけではない驚き触感や、合理的な分類を乱すような色などを用いて表現する“計算された無頓着”とでも言える生地が面白い。表面の不完全さが重要になっており、しわ加工した素材や固いドライウールも増えている。色はグレーからベージュ、暖色、中間色のバリエーション、わざと傷をつけたような荒々しい表情の生地が多く、柄は引き続きチェックが本命だが、イレギュラーなパターンが旬。
TREND_3
地球の表情を触感や柄で
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地球環境に配慮したモノ作りを――という機運が高まるなか、そのメッセージを込めたかどうかは不明だが、自然や、街の光を想起させるようなパターンが目を引いた。特に地層やゴツゴツとした荒野をテクスチャーや柄で表現したメーカーが多かった。また、“タッチ”が重要視される中で、さまざまな土地の多様な鉱物の表面を表現したような生地が多かった。柄は、地層柄や衛星カメラの映像に天気図をのせたようなものに注目だ。
TREND_4
素材やモチーフをミックス 意外性のある“タッチ”も鍵
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相反する素材やモチーフを複合した生地が多く見られた。一見すると伝統的なチェック柄のウール生地――しかし触れると超薄手の機能素材、という驚きが待っている。イチ推しは、(少し野暮ったい)伝統柄 × 機能素材で、補完関係が成立する組み合わせがユニークだ。異なる性質の素材を組み合わせたダブルフェイスはもちろん3層の複合素材も増えている。また、モチーフをミックスした生地も多かった。クラシカル × グラフィカルといったように柄でも相反するものを合わせるのが気分。
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