銀座マギーと杉野服飾大学は産学連携コラボレーション企画として、商品を共同で企画、制作し、アトレ目黒3階の銀座マギーの店舗で限定販売している。同コラボレーションは3回目で、今回はテーマを"リボーン(再生)”とし、自動車の内装用合皮で国内シェアトップの共和レザー(静岡県浜松市)が素材を提供した。同社の生産工程で、色のブレやキズが生じて商品化されず廃棄されるレザーを活用している。商品はスカート(2万3000円)、バッグ(1万7000~1万9000円)など。
11月2日、同店舗前に特設会場を設け、学生がモデルとなってフロアショーを開き、商品を披露した。植松伸一・銀座マギー社長は「目黒アトレ店は、銀座マギーがチェーン展開を始めた当初にオープンした思い入れがある。目黒にキャンパスがある杉野服飾大学と協力し、このプロジェクトを通して、ファッションを元気にすること、地域の活性化、人材育成につなげることが目的だ」と話した。植松社長はショー後、学生たちにチーズケーキをプレゼントし、4月から進めてきたプロジェクトの労をねぎらった。