米カリフォルニア州で11月8日に発生した山火事「ウールジー・ファイアー(Woolsey Fire)」は現在も拡大し続け、行方不明者が1200人を超すなど“史上最悪の山火事”と言われるほどの被害をもたらしている。
炎は多くのセレブが居を構える高級住宅街マリブ地区にも迫り、ウィル・スミス(Will Smith)やレディー・ガガ(Lady Gaga)が避難を余儀なくされた他、マイリー・サイラス(Miley Cyrus)やニール・ヤング(Neil Young)、ジェラルド・バトラー(Gerard Butler)らは自宅が焼失したことを明かしている。
そんな中、同地区に住むカニエ・ウェスト(Kanye West)とキム・カーダシアン(Kim Kardashian)夫妻は、民間の消防隊員を雇い被害を食い止めたという。カニエとキムの6000万ドル(約66億円)の豪邸が燃えた場合には周辺への延焼の可能性が高かったようで、自邸と近隣住民を守るための行動だったようだ。消火活動は成功し、2人はSNSで無事を報告している。
一連の山火事ではすでに東京都の半分以上の面積が焼失しているが、今後も被害拡大が懸念されている。鎮火には少なくとも今月30日までかかる見通しだ。