「ディオール(DIOR)」は11月30日、キム・ジョーンズ(Kim Jones)=メンズ アーティスティック・ディレクターによる2019年プレ・フォール・コレクションを東京・青海のテレコムセンターで披露した。
会場には日本人アーティストの空山基が手掛けた全長11メートルの巨大な女性の像がそびえ立ち、ランウエイの床には日本を象徴する桜が描かれた。メゾン史上初となるランウエイショー形式のプレ・フォール・コレクションには、ケイト・モス(Kate Moss)やデヴィッド・ベッカム(David Bekham)らキムと親交の深い人物をはじめ、村上隆や藤原ヒロシ、ベラ・ハディッド(Bella Hadid)ら大物ゲストが国内外から多数出席した。
ショーのフィナーレでは会場全体を無数のレーザー光線が覆い、大音量のクラブミュージックが会場を飲み込んだ。DJはゲストとしてフロントローでショーも見たディプロ(Diplo)。ゲストが光と音楽の演出に魅了されている目の前で、空山の女性の像を取り囲むようにしてDJブースやバーカウンターの設置が行われた。そのまま会場はアフターパーティーへと突入。会場転換さえも演出にしてしまった「ディオール」のショーに来場者は大興奮で、ショーからアフターパーティーまで終始大盛り上がりだった。