ファッション

世界的演出家のエティエンヌ・ルッソが大麻密輸疑惑で起訴 日本の厚労省が逮捕とメディア報じる

 パリやミラノ・コレクションの演出家として知られるエティエンヌ・ルッソ(Ethienne Russo)が、先月来日した際、液体大麻を密輸したとして、厚生労働省の麻薬取締部に逮捕され、21日に起訴されたとメディアが報じている。

 報道によると、ルッソ被告は大麻から抽出したとみられる液体を荷物に詰めて発送し、成田空港の税関で摘発されたという。ルッソ被告は先月30日の「ディオール(DIOR)」メンズの2019年プレ・フォール・コレクションの演出のために来日し、当日も会場にいた姿が目撃されている。

 エティエンヌ被告は、「ディオール」のメンズのみならず、「エルメス(HERMES)」や「トム ブラウン(THOM BROWNE)」「ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)」などのランウエイショーを手掛ける人気演出家。彼が創業したイベント会社ヴィラ ユージェニー(VILLA EUGENIE)のホームページによると、そうそうたるブランドが彼、もしくは彼の会社に演出などを依頼している。

 大麻の密輸疑惑により、エティエンヌ被告は今月頭から拘留されていた。1月5日から始まるメンズ・コレクションはもちろん、その後のランウエイショーにも影響を及ぼす可能性がある。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

来シーズン、シャツをどう着る?メンズ47ブランドの推しスタイルを紹介 26年春夏メンズ・リアルトレンド特集

「WWDJAPAN」12月8日号は、2026年春夏シーズンのメンズ・リアルトレンド特集です。この特集は、国内アパレル企業やセレクトショップのクリエーションの“今”を捉えるために、毎シーズン続けている恒例企画です。今回は特に、「シャツの着こなし」に焦点を当てました。夏の暑さがますます厳しくなる影響もあり、26年春夏の欧州コレクションでは、シャツの見せ方がより自由で軽やかになり、着方そのものがクリエー…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。