小学館の美容誌「美的」は、2019年1月号で18年のベストコスメを発表した。今回の結果では、総合ランキング上位3位を国産ブランドが占めた。しかし、ポイントメイク製品に限って言えば、「ディオール(DIOR)」「シャネル(CHANEL)」「NARS」と、外資ブランドの存在感が強かった。
総合1位に輝いたのは、美容液「クレ・ド・ポー ボーテ(CLE DE PEAU BEAUTE)」の「セラムラフェルミサンS」。2位には、「アンプリチュード(AMPLITUDE)」の「ロングラスティングファンデーション」が、3位にはポーラの最高級ブランド「B.A」の「B.A アイゾーンクリーム」を選出した。上半期発売の商品を対象として、ベストコスメを発表した美容誌の「ヴォーチェ(VOCE)」と「マキア(MAQUIA)」では最優秀賞を獲得した「B.A アイゾーンクリーム」だが、年間を通じて対象とした同誌では3位となった。
また、化粧水部門では「イトリン(ITRIM)」の「エレメンタリー スキンローション」、乳液部門では「アルビオン(ALBION)」の「エクサージュ モイスト アドバンス ミルク Ⅱ」、クリーム部門では「ランコム(LANCOME)」の「アプソリュ ソフトクリーム」が1位を受賞。
ベースメイクカテゴリーでは、「レ・メルヴェイユーズ ラデュレ(LES MERVEILLEUSES LADUREE)」の「パウダー ファンデーション」がパウダリーファンデーション部門で、「アンプリチュード(AMPLITUDE)」の「ロングラスティングファンデーション」がリキッドファンデーション部門でそれぞれ1位だった。
メイクカテゴリーでは、「ディオール(DIOR)」のリップスティック「ルージュ ディオール ウルトラ ルージュ」がスティックルージュ部門で、「シャネル(CHANEL)」の「レ キャトル オンブル」がパレットアイシャドウ部門で、9月に刷新された「NARS」の「ハードワイヤードアイシャドー」がシングルアイシャドウ部門で、1位を獲得した。
その他、フレグランス部門では「ディオール」の「ジョイ オードゥ パルファン」が、ネイル部門では「ウカ(UKA)」の「レッド スタディワン」が1位に選ばれた。
誌面では、プチプラアイテムの中でもベストコスメを選出。アイテムカテゴリーごとに26製品を紹介している。美容液で1位を獲得した「アクアレーベル(AQUA LABEL)」の「スペシャルジュレ」は、他誌でも1位に輝いた。