ファッション

ロンドンメンズトレンドVol.2 半魚人まで巻き込むアヴァンギャルドなダイバーシティー

 2019-20年秋冬のコレクションから、トレンドになりそうなキーワードと、そんなムードが芽生えた時代背景、デザイナーの深層心理などを考える。初回から3回は、コレクション・サーキットの先陣を切ったロンドンメンズから、若手デザイナーの思いにフォーカスした。

伝統的と思いきやダイバーシティーな街、ロンドン

 もはやトレンドという言葉では語れないダイバーシティー(多様性)やインクルーシブ(包括性)の概念は、2019-20年秋冬のロンドンメンズでも健在だ。街に住む人の約半数が外国人と言われるロンドン。紳士(Gentleman)・淑女(Lady)の街というイメージが強いが、地下鉄はジェンダーを特定する「Ladies and Gentlemen」というあいさつを撤廃するほど、ダイバーシティーの意識が高い。頭脳派のアヴァンギャルドが台頭するロンドンメンズにおけるダイバーシティーの表現は、人種や年齢、性別、体型、思想などの次元を超越している。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

27メディアが登場、これが私たち自慢の“ナンバーワン”【WWDJAPAN BEAUTY付録:化粧品専門店サバイバル最前線】

11月25日発売号は、毎年恒例のメディア特集です。今年のテーマは "ナンバーワン"。出版社や新興メディアは昨今、ウェブサイトやSNSでスピーディーな情報発信をしたり、フェスやアワードなどのイベントを実施したり、自社クリエイティブやIPを用いてソリューション事業を行ったりなど、事業を多角化しています。そのような状況だからこそ、「この分野ならナンバーワン!」と言えるような核を持てているかが重要です。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。