ビジネス

「草花木果」が現代女性の複合的な肌悩みに合わせリニューアル

 日本の植物を使用した自然派化粧品ブランド「草花木果」は3月5日、ブランドロゴやパッケージデザインを一新し、全17種の新製品を加えてリニューアルをする。厳選した国産原料の使用、鉱物油、パラベン、タール系色素などを使用しない5つのフリー処方、100%天然香料の使用といったブランドコンセプトは維持しつつ、主に3つのポイントにおいて強化する。

 1つ目はラインの変更で、これまでは肌悩み別に6ラインあったシリーズを、選びやすさを考慮した3ラインに統合。洗顔や通常タイプの化粧水を含んだ「草花木果」ライン、「アクネ洗顔石けん」や「アクネ化粧水」をラインアップした「大人のニキビ」ライン、「多機能ジェルクリーム」などを含む「エイジングケア」ラインの3ラインで、それぞれ洗う、潤す、整えるの3ステップで製品を構成した。パッケージデザインは、しなやかに生活に溶け込め、長く愛されるカラーとフォルムに変更。“しなやかな幹(Limber Stem)”の“S”マークをそれぞれのパッケージにデザインしている。  

 2つ目のリニューアルポイントは、天然香料100%のオリジナルレシピを開発したこと。香りのリラックス効果に着目し、「草花木果」ラインにはユズを基調にグリーンやハーブを、「大人のニキビ」ラインには爽やかなパインやレモンを、「エイジングケア」ラインにはローズやイヨカンを用いるなど、それぞれにこだわりの香りをブレンドしている。
 
 3つ目は、新美容理論“肌の幹イズム”を採用したことだ。水分や栄養をたっぷりと含んで、木の幹のようにしなやかな力を秘めた肌を“肌の幹”と呼び、それをサポートする角層のバリア機能に着目。独自の有用複合成分“フィトCMC”を配合し、現代女性に起こる肌悩みにアプローチする。  

 同ブランドを展開するキナリの乗松伸一・社長は、「『草花木果』は2001年に誕生し、多くの女性から支持されてきた。今回、ブランドの良さは守りつつ、現代の女性のライフスタイルや肌悩みに対応するためアップデートを行う」と話した。

草花木果 x ビジネスの記事

関連タグの最新記事

ビジネスの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

リーダーたちに聞く「最強のファッション ✕ DX」

「WWDJAPAN」11月18日号の特集は、毎年恒例の「DX特集」です。今回はDXの先進企業&キーパーソンたちに「リテール」「サプライチェーン」「AI」そして「中国」の4つのテーマで迫ります。「シーイン」「TEMU」などメガ越境EC企業の台頭する一方、1992年には世界一だった日本企業の競争力は直近では38位にまで後退。その理由は生産性の低さです。DXは多くの日本企業の経営者にとって待ったなしの課…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。