2月18日号の「WWDジャパン」は、2019-20年秋冬ニューヨーク・コレクション特集です。メンズ・コレクションに続き、今季はストリートブームから距離を置きフォーマルにシフト。元来NYのデザイナーたちは、現代女性たちをストレスから解放させるべくライフスタイルを考慮したコレクションを発表しますが、トレンドアイテムにスーツが浮上するなど、今シーズンはその表現がフォーマルに現れています。ストリート離れの背景や、オーバーサイズのスーツやレザー素材のシャツなど新しいフォーマルのあり方を探ります。
NYでは、ほぼ無名で新人のコスチュームブランド「トモ コイズミ(TOMO KOIZUMI)」が新風をもたらしました。著名スタイリストとのSNSでの交流からショーが実現し、有力セレクトとの商談がスタートするなど、その活躍ぶりはまさにアメリカンドリーム。ここ数シーズン、コレクション発表の場を海外に移す日本人デザイナーが増え続けています。新たな販路開拓と自らのクリエイションを試す場として続々と海外コレクションに参加している日本の新鋭ブランドを一挙ご紹介します。
世界一ラグジュアリーな国際時計見本市「S.I.H.H.(サロン・インターナショナル・オート・オルロジュリ)」も特集します。スイス・ジュネーブで開催される同見本市は、「カルティエ(CARTIER)」や「ヴァシュロン・コンスタンタン(VACHERON CONSTANTIN)」などを擁するコンパニー フィナンシエール リシュモン(COMPAGNIE FINANCIERE RICHEMONT)が主体となって1991年にスタートしました。展示される時計の中心価格帯は数百万円。億単位も珍しくありません!そんな異空間で「WWDジャパン」が見つけた2つのキーワード、「宇宙」と「ポップ&キュート」について掘り下げます。
ニュース面では、LVMHとケリング(KERING)の18年度決算とトップの発言からファッション業界をリードする2大ラグジュアリーグループの戦略に迫ります。また米国発セレクトショップ「フレッド シーガル(FRED SEGAL)」が日本1号店で国内最後のリアル店舗であった代官山店を閉店。それでも事業撤退はしないという新戦略について、日本での展開をおさらいしつつ解説します。その他コンデナスト・ジャパン初の日本独自メディア「ルーモア・ミー(RUMOR ME)」や、金融のプロ集団が不良在庫を引き取り資産化する新ビジネス、34年ぶりの再上場を目指す米リーバイ・ストラウス(LEVI STRAUSS)などの記事を掲載します。
ファッションパトロールでは、ブームが去ったといわれるポケモンGOに今でもどっぷりハマる“隠れポケGOプレーヤー”にフォーカスします。アイテムのプレゼントや対戦できるフレンド機能の追加などアップデートを経てさらに進化するポケモンGOの、ファッション業界における最強戦士たちをご紹介。レベル40を誇り数々のレアキャラを獲得してきた戦士たちが強者エピソードを語ります。