3月4〜8日に「WWD JAPAN.com」で掲載した記事の中から、5本の主要ニュースをお届け。併せて人事ニュースもまとめて紹介する。
【今週の主要ニュース】
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2018年末にドバイにオープンした新店舗
「アメリカンラグシー」が日本で復活 伊藤忠と提携 コロネットが運営
「アメリカンラグシー(AMERICAN RAG CIE)」が日本に復活する。1984年に創業し、85年にラ・ブレア通りにストアを構えたロサンゼルス発のライフスタイル提案型セレクトショップで、マーク・ワーツ(Mark Werts)創業者兼CEOが率いる米インダストリーワーツ社と伊藤忠商事が9月1日に日本におけるマスターライセンシー契約を、コロネットが独占のサブライセンシー契約を締結。9月から再始動に向けて準備を開始し、10月からEC先行で事業を行っていた。(詳細はこちら)
左より、「カルバン・クライン」1998年春夏、2009-10年秋冬、2018-19年秋冬、2019年春夏コレクション ROBERT MITRA / GEORGE CHINSEE / GIOVANNI GIANNONI / RODIN BANICA / WWD (c) FAIRCHILD PUBLISHING, LLC
「カルバン・クライン」がコレクション事業から撤退 ミラノオフィスも閉鎖へ
「カルバン・クライン(CALVIN KLEIN)」は3月6日、コレクション事業から撤退することを発表した。チーフ・クリエイティブ・オフィサーのラフ・シモンズ(Raf Simons)の退任後、コレクションラインの「カルバン・クライン205W39NYC」は名称を変更して再建する予定だったが事態は一転した。撤退に伴い、ミシェル・ケスラー・サンダース(Michelle Kessler-Sanders)「カルバン・クライン205W39NYC」プレジデントは部門閉鎖の処理などをした後、6月に退任する。また、同社のニューヨークとミラノオフィスでそれぞれ50人程度の従業員が解雇されており、ミラノオフィスはいずれ閉鎖するという。スティーブ・シフマン(Steve Shiffman)=カルバン・クライン最高経営責任者は現職にとどまる。(詳細はこちら)
アダストリアの「グローバルワーク」2019年春夏展示会から
ユニクロ、アダストリア、UA、無印の2月度は前年越え 春物の動き出し好調
大手SPA、セレクトショップ、専門店の2019年2月の売上高(既存店ベース)は、気温上昇に伴って春物が好調に動き出し、前年実績を越えたという声が目立つ。特にアダストリアは2ケタ増と大きく伸ばした。春需要本番の3月への期待も高まる。(詳細はこちら)
YKKのファスナー販売が初の100億本突破 19年3月期
YKK・ファスニング事業の2019年3月期の売上高は前期比4.3%増の3378億円、営業利益は同3.1%増の542億円で、増収増益を見込む。ファスナー販売本数は同6.8%増の101億8000万本を予定しており、初めて100億本を突破する。(詳細はこちら)
ノース・ウェストが表紙を飾った「ビューティ インク」2月号
美容業界の次なるターゲットは2013年以降生まれ ジェネレーションZの次は「アルファ」世代
ミレニアル世代(1981〜96年生まれ)に次ぎ、多くのブランドや企業はジェネレーションZ(1997年〜2000年代生まれ)客の獲得に注力しているが、北米のビューティ業界ではすでにその次の世代に注目が集まる。新たな始まりを意味する「アルファ」にちなみ「アルファ世代」と呼ぶ彼らはジェネレーションZがミレニアル同様に16年間続いたと仮定すると、2013年生まれ以降ということになる。つまり19年現在、最年長が6歳ということだ。(詳細はこちら)
【今週の人事ニュース】
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ジョルジオ・プレスカ=クラークスCEO
「クラークス」の新CEOに前「ゴールデン グース」CEOが就任 復活に向けかじ取り
英シューズブランドの「クラークス(CLARKS)」を展開するクラークスは、ジョルジオ・プレスカ(Giorgio Presca)前ゴールデン グース デラックス ブランド (GOLDEN GOOSE DELUXE BRAND)最高経営責任者(CEO)を新たなCEOに任命した。暫定的にCEOを務めていたステラ・デイビッド(Stella David)から3月1日に業務を引き継いだ。(詳細はこちら)