2019-20年秋冬シーズンの「アマゾン ファッション ウィーク東京(Amazon Fashion Week TOKYO以下、AFWT)」が18日、公式会場の渋谷ヒカリエで開幕した。初参加の14ブランド、海外の6ブランドを含む計52ブランドが都内各地でランウエイショーやイベントを行う。
先陣を切ったのは、今年でブランド設立10年目の「ドレスドアンドレスド(DRESSEDUNDRESSED)」だ。モデルはブランド初のメンズのみ。“ポートレート”をテーマに、“1人の人間の内面と外面”を表した2人1組のモデルたちが警察の取り調べ室のような部屋に入っていく演出。「服の背中には名刺が入っていたり、鏡を入れたIDケースを首からぶらさげたりと、自身の証明となるものを随所に散りばめた」と北澤武志デザイナー。ショーの音楽はLicaxxxが担当した。「複数の人たちに小さいころの夢と今の夢を語ってもらい、その音声をミックスした」と音楽制作について語った。
午後からは、コシノジュンコによる12年ぶりの東京でのショーや、2度目となる「ザ・ダラス(THE DALLAS)」のショーが開催される。明日以降は「アンリアレイジ(ANREALAGE)」や「ウジョー(UJOH)」、「コーシェ(KOCHE)」、「ビューティフルピープル(BEAUTIFUL PEOPLE)」など、海外でコレクション発表を行うブランドがショーを控えている。