繊維ファッション産学協議会は、「2019年度Tokyo新人デザイナーファッション大賞プロ部門」のエントリー受け付けを開始した。受付期間は4月1日から5月17日まで。
同賞は、創造力と独創性、事業の発展性を基準に選出した10人のデザイナーに対し、最長3年間のビジネス支援を行う。小売業への営業や商品構成のディレクション、広報宣伝活動、国内外でのショーやインスタレーションの開催などをバックアップする。
予備審査を行ったのち、6月13日にプレゼンテーション審査を実施して入賞者を決定する。選考委員は、二村仁オンワードグローバルファッション社長、岡田正美ニレ・アップス副社長、小湊千恵美「FASHIONSNAP.COM」編集委員ディレクター、寺澤真理・伊勢丹新宿本店・クロスMD営業部・エディタ、飯泉太浩ブランディングディレクター、篠原航平・中小企業診断士、向千鶴「WWDジャパン」編集長が務める。
今年で9年目を迎える同賞は、これまで81組のデザイナーを支援してきた。過去には、岩田翔「ティート トウキョウ(TIIT TOKYO)」デザイナーや井野将之「ダブレット(DOUBLET)」デザイナー、北澤武志「ドレスドアンドレスド(DRESSEDUNDRESSED)」デザイナー、小髙真理「マラミュート(MALAMUTE)」デザイナーらが入賞している。昨年はハチ「バルムング(BALMUNG)」デザイナーが最高得点を獲得し、東京都知事賞を受賞した。