世界6都市で開催された「ナイキ オン エア」の優勝メンバー
「ナイキ(NIKE) 」は昨年3月、“エア マックス(AIR MAX)”のデザインコンペ「ナイキ オン エア(Nike: ON AIR)」を開催した。同コンペは東京、ロンドン、ソウル、上海、ニューヨーク、パリの6都市で行われ、各都市で勝ち抜いた6人の作品(モデル)が実際に製品化されるというもので、開催から約1年ーーついにこの6モデルが4月13日に発売を迎える。
東京代表 宅万勇太
AIR MAX 1 TOKYO MAZE
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“エア マックス 1 トウキョウ メイズ”(1万5000円)
“エア マックス 1 トウキョウ メイズ”(1万5000円)
“エア マックス 1 トウキョウ メイズ”(1万5000円)
“エア マックス 1 トウキョウ メイズ”(1万5000円)
“エア マックス 1 トウキョウ メイズ”(1万5000円)
“エア マックス 1 トウキョウ メイズ”(1万5000円)
“エア マックス 1 トウキョウ メイズ”(1万5000円)
“エア マックス 1 トウキョウ メイズ”(1万5000円)
“エア マックス 1 トウキョウ メイズ”(1万5000円)
“エア マックス 1 トウキョウ メイズ”(1万5000円)
“エア マックス 1 トウキョウ メイズ”をデザインした宅万勇太
見事東京代表の座をつかんだのは、ほぼ365日「ナイキ」のアパレルとスニーカーに身を包むという宅万勇太だ。アッパーの複雑なグラフィックは、宅万デザイナーが18歳で上京した際に東京の地下鉄を迷路のように感じたことと、東京自体が自分の価値観を鈍らせる迷路のような場所だったことから。モノクロの色味とグラフィックが左右で微妙に異なるほか、アクセントとしてシューレースをレインボーに、ヒールのロゴをレッド(東京タワーをイメージ)にするなど、色味のこだわりが詰まった1足に仕上がっている。
ロンドン代表 ジャスミン・ラソーダ
AIR MAX 97 LONDON SUMMER OF LOVE
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“エア マックス 97 ロンドン サマー オブ ラブ”(2万円)
“エア マックス 97 ロンドン サマー オブ ラブ”(2万円)
“エア マックス 97 ロンドン サマー オブ ラブ”(2万円)
“エア マックス 97 ロンドン サマー オブ ラブ”(2万円)
“エア マックス 97 ロンドン サマー オブ ラブ”(2万円)
“エア マックス 97 ロンドン サマー オブ ラブ”(2万円)
“エア マックス 97 ロンドン サマー オブ ラブ”(2万円)
“エア マックス 97 ロンドン サマー オブ ラブ”(2万円)
“エア マックス 97 ロンドン サマー オブ ラブ”(2万円)
“エア マックス 97 ロンドン サマー オブ ラブ”(2万円)
“エア マックス 97 ロンドン サマー オブ ラブ”をデザインしたジャスミン・ラソー
ロンドン代表のジャスミン・ラソーダ(Jasmine Lasode)=デザイナーは、自身が恋人と初デートで訪れたロンドンのプリムローズヒルでの記憶を交えた“夏のロンドンで生まれる愛”が着想源。エアユニットは夕焼けのようにオレンジからイエローにグラデーションし、“エア マックス 97”のシグネチャーである波打つサイドパネルはオレンジやグリーン、ブルーになっているなど、アーティストらしいキャッチーなカラーリングとなっている。
ソウル代表 グァン・シン
AIR MAX 97 NEON SEOUL
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“エア マックス 97 ネオン ソウル”(2万円)
“エア マックス 97 ネオン ソウル”(2万円)
“エア マックス 97 ネオン ソウル”(2万円)
“エア マックス 97 ネオン ソウル”(2万円)
“エア マックス 97 ネオン ソウル”(2万円)
“エア マックス 97 ネオン ソウル”(2万円)
“エア マックス 97 ネオン ソウル”(2万円)
“エア マックス 97 ネオン ソウル”(2万円)
“エア マックス 97 ネオン ソウル”(2万円)
“エア マックス 97 ネオン ソウル”(2万円)
“エア マックス 97 ネオン ソウル”をデザインしたグァン・シン
グラフィック・デザイナーでありながらスニーカーコレクターでもあるソウル代表のグァン・シン(Gwang Shin)=デザイナーも、ロンドン代表のラソーダ=デザイナーと同じく“エア マックス 97”をベースにデザインした。モデル名の“NEON”は、韓国・ソウルの街並みを象徴するきらびやかなネオンサインからで、リフレクト加工が施されたアッパーのブルーとレッドとホワイトのカラーリングは、母国へのリスペクトを込めて韓国国旗と同じ配色。オリジナルモデルよりも数倍大きくなったサイドのスウッシュもポイントだ。
上海代表 キャッシュ・ルー
AIR MAX 97 SH KALEIDOSCOPE
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“エア マックス 97 SH カレイドスコープ”(2万円)
“エア マックス 97 SH カレイドスコープ”(2万円)
“エア マックス 97 SH カレイドスコープ”(2万円)
“エア マックス 97 SH カレイドスコープ”(2万円)
“エア マックス 97 SH カレイドスコープ”(2万円)
“エア マックス 97 SH カレイドスコープ”(2万円)
“エア マックス 97 SH カレイドスコープ”(2万円)
“エア マックス 97 SH カレイドスコープ”(2万円)
“エア マックス 97 SH カレイドスコープ”(2万円)
“エア マックス 97 SH カレイドスコープ”(2万円)
“エア マックス 97 SH カレイドスコープ”をデザインしたキャッシュ・ルー
シン=デザイナーとラソーダ=デザイナーと同じく、“エア マックス 97”をベースとした上海代表のキャッシュ・ルー(Cash Ru)=デザイナーだが、アッパーが他の2モデルとは大きく違う。というのも「(スニーカーで)上海の街に浮かぶ雲を表現したかった」と、波打つサイドパネルが幾重にも重なったひだ状の半透明のナイロン素材にアップデート。さらにカレイドスコープ(万華鏡)をのぞいたときのように、シュータンとヒールにあしらわれたプルタブ、インソールにプリントされたスウッシュが3重になっているなど、「ナイキ オン エア」の中でもひときわ異彩を放つ1足となっている。
ニューヨーク代表 ガブリエル・セラーノ
AIR MAX 98 LA MEZCLA
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“エア マックス 98 ラ メスクラ”(2万円)
“エア マックス 98 ラ メスクラ”(2万円)
“エア マックス 98 ラ メスクラ”(2万円)
“エア マックス 98 ラ メスクラ”(2万円)
“エア マックス 98 ラ メスクラ”(2万円)
“エア マックス 98 ラ メスクラ”(2万円)
“エア マックス 98 ラ メスクラ”(2万円)
“エア マックス 98 ラ メスクラ”(2万円)
“エア マックス 98 ラ メスクラ”(2万円)
“エア マックス 98 ラ メスクラ”(2万円)
“エア マックス 98 ラ メスクラ”をデザインしたガブリエル・セラーノ
スペイン語で“混合”を意味する“LA MEZCLA”と名付けられた同作は、さまざまな人種や文化で成り立つニューヨークという街の多様性を、ラテン系アメリカ人のガブリエル・セラーノ(Gabrielle Serrano)=デザイナーが“エア マックス 98”で表現した。サイドのグラデーションは肌の色、アッパーとソールの接合部の補強パーツはコンクリートの質感、ソールの青さは街を囲む川と海、随所にあしらわれたグリーンは自由の女神をイメージ。アッパーの内側には、タイムズスクエアの場所を示す緯度と経度”40.7589 N 73.9851 W”がプリントされている。
パリ代表 ルー・マトゥロン
AIR VAPORMAX PLUS PARIS WORKS IN PROGRESS
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“エア ヴェイパーマックス プラス パリ ワークス イン プログレス”(2万4000円)
“エア ヴェイパーマックス プラス パリ ワークス イン プログレス”(2万4000円)
“エア ヴェイパーマックス プラス パリ ワークス イン プログレス”(2万4000円)
“エア ヴェイパーマックス プラス パリ ワークス イン プログレス”(2万4000円)
“エア ヴェイパーマックス プラス パリ ワークス イン プログレス”(2万4000円)
“エア ヴェイパーマックス プラス パリ ワークス イン プログレス”(2万4000円)
“エア ヴェイパーマックス プラス パリ ワークス イン プログレス”(2万4000円)
“エア ヴェイパーマックス プラス パリ ワークス イン プログレス”(2万4000円)
“エア ヴェイパーマックス プラス パリ ワークス イン プログレス”(2万4000円)
“エア ヴェイパーマックス プラス パリ ワークス イン プログレス”(2万4000円)
“エア ヴェイパーマックス プラス パリ ワークス イン プログレス”をデザインしたルー・マトゥロン
6都市中5都市のモデルが2000年以前に発売されたモデルをベースとしていたが、パリ代表のルー・マトゥロン(Lou Matheron)=デザイナーは、2018年に発売された“エア ヴェイパーマックス プラス”をベースに選んだ。昔ながらの建築物を残しつつも新しい建物が日々建てられるパリの街並みを想起させるため、コンクリートのような無機質なグレーをメインカラーに採用。また、「建設中のスニーカーの雰囲気を出したかった」と、あえてシューレースのないスリッポン仕様にし、取り外し可能なサイドのスウッシュもネジで留めたようなデザインにするなど、まさに“WORKS IN PROGRESS(進行中)”で“未完成の美”のスニーカーに仕上げた。