ファッション

ストライプの新ブランド1号店 初日の売り上げは計画比約2倍の好発進

 ストライプインターナショナルは5日、メンズ・ウィメンズの新ブランド「クラフト スタンダード ブティック(CRAFT STANDARD BOUTIQUE以下、クラフト)」の1号店をけやきウォーク前橋(群馬県)にオープンした。初日の売り上げは計画比90%増、オープンからの3日間では同50%増の好発進となった。

 同ブランドは30~40代を主なターゲットに、フレンチ、アメリカンテイストに日本らしい手作り感や繊細さ、適度なトレンド感をミックスした安心感のある商品をそろえる。実店舗オープンに先駆け、3月には同社のEC「ストライプクラブ(STRIPE CLUB)」で販売を開始した。けやきウォーク前橋店での売れ筋は、24色展開の長袖シャツ(2490~2990円)のほか、デニムやTシャツ、ワンピースなど。客層は30~50代の女性が中心だった。

 4月中にイオンモール広島府中(広島県)、イオンモール東浦(愛知県)、イオンモール名取(宮城県)に出店し、18日からは「ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」でも販売する。秋にはさらに3~5店舗をオープンする。

 今後3年で100店舗の出店を目指す。同ブランドの事業部長は、浅見幸宏アメリカンホリック(AMERICAN HOLIC)事業部長が兼務する。「アメリカン ホリック」は2016年の立ち上げからハイスピードで出店を重ね、2年目には100店舗を達成して黒字化した。「(『クラフト』も)『アメリカン ホリック』と遜色のないスピードでの出店を重ねる。積極的な出店によるスケールメリットを生かした低価格戦略、上質なものづくりを武器に、早期の黒字化を目指す」(浅見事業部長)。

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