「ブルックス ブラザーズ(BROOKS BROTHERS)」は、日本上陸40周年を記念したランウエイショーを5月23日に東京で行い、2019−20年秋冬シーズンのメンズとウィメンズのコレクションを披露する。会場は日米の関係性を象徴する場所を予定しているという。イベントにはザック・ポーゼン(Zac Posen)=ウィメンズ・クリエイティブ・ディレクターも来場予定。同ブランドの大規模なランウエイショーは、18年1月のイタリア・フィレンツェでのメンズ見本市「ピッティ・イマージネ・ウオモ(PITTI IMMAGINE UOMO)」と、同年5月に中国・上海で開いたショーに続いて3度目。日本では初のランウエイショーとなる。
ブルックス ブラザーズのクラウディオ・デル・ヴェッキオ(Claudio Del Vecchio)会長兼CEOは、「日本でビジネスが長きにわたって成功しているのは喜ばしいことです。日本上陸40周年を、伝統と革新と文化が絶妙なバランスで融合された東京で祝えることを誇りに思います」と述べた。
「ブルックス ブラザーズ」は1818年に米ニューヨークで創業。アメリカ初の既製服を提供し、ボタンダウンシャツの考案をはじめ、マドラスチェックやシアサッカーのスーツを普及させるなど、アメリカンフォーマルの祖として知られている。1979年には初の海外店舗として東京・南青山に青山本店を開いた。現在は東京に25店舗、日本全国では83店舗を運営している。