伊藤忠商事は、米国のランニングシューズブランド「ブルックス(BROOKS)」の日本市場での独占輸入販売権を取得した。アキレスを通じて2020年春夏から販売をスタートし、3年後に小売りベースで30億円の売上高を目指す。日本ではカスタムプロデュース(千葉県我孫子市、郷右近穣社長)が2012年1月から取り扱っていた。
「ブルックス」は1914年に米国ペンシルベニア州で創業。70年代に世界で初めてEVAソールを使ったランニングシューズを開発。その後も3Dスキャンによるフルカスタムランニングシューズや生分解性素材を使ったミッドソール素材「BioMoGo DNA」など開発力に定評がある。伊藤忠とアキレスは3Dスキャンによるフルカスタマイズシューズの普及など、本格派のランニングシューズブランドとしての世界観を訴求していく。
カスタムプロデュースは現在、同ブランドのネット通販サイトを運営しているが、今後は伊藤忠とアキレスの両社が運営を引き継ぐ。