マツモトキヨシホールディングスは6月11日、第2類医薬品の皮膚疾患薬「ヒルメナイドローション」(50g、1186円)を、プライベートブランド「マツキヨ(MATSUKIYO)」から発売する。昨年9月に発売した「ヒルメナイド油性クリーム」の好評を受けての登場で、べたつきを気にせず夏でも使いやすい乳液タイプだ。
「ヒルメナイド油性クリーム」は医療機関で処方される医療用保湿剤「ヒルドイド(成分名:ヘパリン類似物質)」を美容目的で使う人が増加し、社会問題化したことを受けて開発したもの。「ヒルドイド」と同様のヘパリン類似物質を配合している。SNSで話題になり、発売後3日で供給が困難になったほど注目を集め、その後も同商品を求める人が後を絶たなかった。
クリームは油性で重めのテクスチャーながら冬の乾燥する季節が終わった後も売れ行きがよいことから、季節を問わない乾燥対策のニーズに着目。今回発売する「ヒルメナイドローション」は、保湿力の高い乳液タイプで伸びのよさが特徴だ。全身に使用することができ、冷房による乾燥や日焼けによる肌荒れのケアに対応する。クリームと同様にヘパリン類似物質のみの単一処方で、無香料・無着色で、ステロイドフリー・エタノールフリーとなっている。
また継続的な人気を受けクリームの大容量タイプ(80g、1800円)も同日に発売する。全国に700店舗以上を構えるマツモトキヨシグループの店舗(一部店舗を除く)で購入ができるため、手軽さも魅力となっている。