米大手ホテルチェーンのハイアット(HYATT)は、創業142周年を迎える京都・東山の老舗料亭「山荘 京大和」の敷地内に高級ホテル「パーク ハイアット 京都」を10月30日にオープンする。5月30日、公式ホームページで宿泊予約の受け付けを開始した。国内の「パーク ハイアット」業態は東京・新宿の「パーク ハイアット 東京」に次ぐ2番目。ホテルの開業と同時に「山荘 京大和」もリニューアルオープンする。
客室は全70室。5種のキングルーム(全44室)、5種のツインルーム(全17室)、3種のスイートルーム(全9室)で構成する。タモ材を多く用いることで、非日常ながら落ち着きのある空間を提供する。宿泊料金はシーズンによって異なるが、現時点での12月上旬の1泊料金は9万3100〜34万3100円。
飲食施設は、鉄板料理を提供するレストランのほか、ダイニングカフェとバーを構える。敷地内の「山荘 京大和」でも料理を楽しめる。
敷地内には、地元の職人技を取り入れて保存・復元してきた歴史的建造物や日本庭園がある。広報担当者は「客室での時間を楽しむのはもちろん、敷地内を回遊して洗練された日本の美を味わってほしい」と語る。