ビューティ

「ヘレナ ルビンスタイン」のバブル世代女性向けシリーズにアイケア製品追加

 日本ロレアルの「ヘレナ ルビンスタイン(HELENA RUBINSTEIN)」は8月30日、今年2月にデビューした新スキンケアシリーズ「プロディジー CELグロウ」から、目元ケアのアイクリーム「プロディジー CELグロウ アイ」(15.3g、2万1000円)を発売する。

 「ヘレナ ルビンスタイン」は日本ロレアルが抱えるブランドの中でも特にエイジングケアに力を入れているが、同シリーズは日本がバブル経済に沸いた1986~1991年に20代を過ごした40代後半〜50代の女性をメインターゲットに据えている点が特徴。従来とは異なるライフスタイルや価値観を受け入れ、若い頃から海外製品に親しんだこの世代を“スパークリング ブーマー”と名付けて価値観や悩みを探る研究チームを立ち上げて製品を開発した。成分には最先端のエイジングケアを取り入れ、細胞の“リプログラミング”に着目。過酷な環境下でも美しい花を咲かせるアルファ エーデルワイスを活用している。

 2月のデビュー時から注目を集めており、「このシリーズのブランド内構成比は現在約15%を占め、『プロディジー CELグロウ エッセンス エマルジョン』はブランド内の売り上げランキングで2位になるなど高い評価を得ている」と、日本ロレアルの栗林水都「ヘレナ ルビンスタイン」事業部長は語る。

 新製品となるアイクリームは、スマートフォンやパソコンなどによる目の酷使のほか、老眼による目のかすみやまぶたのたるみなど、 “スパークリング ブーマー”世代ならではの目元の変化や悩みを受けて開発した。また、発売時には製品単体に加え、独自開発したビューティギア“プロディジー CELグロウ アイ マッサージャー”をセットにした限定品(2万3000円)も用意。蓋を開けて中に冷水を入れることができ、クリームを塗布してから目の周りなどに滑らせることで、ハリのある明るい目元へと導くほか、朝の目元の腫れぼったさなどにもアプローチする。

【エディターズ・チェック】
2050年には人口の約半数が50歳以上になると予測されている日本にとって、エイジングケア製品の進化はとても重要ですが、「プロディジー CELグロウ」は同ブランドの代表シリーズ「リプラスティ」と肩を並べるのではないかと注目を集めています。最新作のアイクリームは、濃厚でありながらなめらかなテクスチャーで目元にスーッと伸びていく感じ。限定セットのマッサージャーは肌に当てているだけでも心地よく、目元のみならずほうれい線や額などにも使える点も魅力的です。サイズも小さいので、旅先などにも持っていけそうです。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

リーダーたちに聞く「最強のファッション ✕ DX」

「WWDJAPAN」11月18日号の特集は、毎年恒例の「DX特集」です。今回はDXの先進企業&キーパーソンたちに「リテール」「サプライチェーン」「AI」そして「中国」の4つのテーマで迫ります。「シーイン」「TEMU」などメガ越境EC企業の台頭する一方、1992年には世界一だった日本企業の競争力は直近では38位にまで後退。その理由は生産性の低さです。DXは多くの日本企業の経営者にとって待ったなしの課…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。