「ユニクロ(UNIQLO)」は8月23日、日英バイリンガル雑誌「LifeWear magazine」を創刊する。全国の「ユニクロ」店舗と蔦屋書店で約100万部を無料配布するほか、デジタル版を電子書籍のキンドルと特設ウェブサイトで配信する。今後は春夏号と秋冬号の年に2回の発刊を予定している。
編集は元「ポパイ(POPEYE)」編集長の木下孝浩=ファーストリテイリング グローバルクリエイティブラボ東京 クリエイティブディレクターが担当した。創刊号では、ロサンゼルスに暮らす人々のファッションストーリーや「ユニクロ」のグローバルブランドアンバサダー、ロジャー・フェデラー(Roger Federer)選手のインタビュー、秋冬発売予定のコレクションビジュアルなどを収めた。ブランドの“LifeWear”の考え方をさまざまな形で解説し、伝える一冊となった。
木下は「この時代に雑誌を創刊できることはラッキーで、とてもエキサイティングな半年間だった。この雑誌を楽しみにしてくれる読者を少しずつ増やしていければと考えている。デジタルマガジンもリリースし、紙とデジタルの両方のメリットを考えながら、マガジンというカルチャーを大切にしていきたい」とコメントした。
創刊を記念して「ユニクロ」銀座店12階にスペシャルフロアをオープンする。今秋25周年を迎えるフリースの歴史を巡るコーナーや同雑誌のコンテンツを表現したブースが並ぶ。