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イオンとウエルシアが共同出資会社 仏ナチュラルコスメ「イヴ・ロシェ」日本導入

 イオンとウエルシアホールディングスは8月27日に共同出資会社イオンレーヴ
コスメを設立し、今後フランスのナチュラルコスメブランド「イヴ・ロシェ(YVES ROCHER)」を独占販売する。11月15日から関東エリア(東京、神奈川、埼玉、千葉)のイオンの総合スーパー70店舗、ウエルシア30店舗、ダイエー5店舗のほか、公式サイトで販売するほか、2020年に全国に拡大し、25年に2000店舗まで販売網を広げていく。

 「オーガニック・ナチュラル市場は年間5%増で推移する。消費者アンケートで『試してみたい憧れ商品だが、毎日使い続けるには価格面などでハードルが高い』『購入する場所が限られている』という声があった。それを解消できるのが『イヴ・ロシェ』だった」(難波廣幸イオン ヘルス&ウエルネス事業担当責任者)という背景から、日本への導入を決めた。

 メインターゲットは女子高校生~女子大生(10代後半~20代)で、サブターゲットはそうした女性たちの母親世代(30~40代)となる。第1弾は39アイテムで、スターアイテムのヘアリンス「リンシングビネガー さらキララズベリー」(150mL、1000円)をはじめとするヘアケア(900円~)やボディーケア(600円~)、スキンケア(1600円~)、フレグランス(3000円~)などを扱う。

 「イヴ・ロシェ」は1959年にフランスのブルターニュ地方で誕生したブランドで、天然由来原料を使った高品質な商品を手頃な価格で展開し、現在は90カ国で販売している。

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