東急百貨店は9日、11月1日に開業する渋谷スクランブルスクエアの取材会を開催した。渋谷スクランブルスクエアは渋谷駅に直結する地上47階建ての大規模複合施設で、同社の出店区画は地下2階、地上1階の「東急フードショーエッジ」、4階のファッションフロア「428-224」、5階の「+Q(プラスク)グッズ」、6階の「+Q(プラスク)ビューティー」で、出店面積は計5250平方メートル。「+Qビューティー」は約1970平方メートルと、もっとも面積が広く、コスメ40ブランドとカフェ、期間限定ショップを編集した、渋谷エリア最大級の規模を誇るビューティフロアとなる。
「+Q(プラスク)ビューティー」について、柳澤一博・渋谷出店推進部 渋谷出店推進担当統括マネジャー兼MD戦略担当統括マネジャーは「誰もが気軽に楽しめる、まったく新しいビューティフロア。『トゥー フェイスド(TOO FACED)』や『アンプリチュード(AMPLITUDE)』『イトリン(ITRIM)』といった渋谷エリア初出店を含め、エリア最大級となる40のブランドをそろえた」と語る。
同社は渋谷ヒカリエの「シンクス ビューティ」にオーガニック・ナチュラルブランドを、東急百貨店本店にはスキンケアブランドをはじめとした総合ブランドを多くそろえている。新たに誕生する「+Q ビューティー」では、メイクアップゾーンに注力。“最新・最旬”のトレンドを打ち出す、17ブランドを導入した。
フロアは白から黒にグラデーションを施した内装で、イベントステージは5カ所に設置。「デジタルサイネージを多用し、アーティストによるタッチアップイベントも多数開催して、高揚感とライブ感溢れるスクランブルビューティを提案する」(柳沢統括マネジャー)という。
そのほか、オーストリア・ウィーンの老舗カフェ「カフェ ラントマン」が監修した新業態店「アンナーズ バイ ラントマン(ANNA'S BY LANDMANN )」も、ビューティフロア内にオープン。本店の味をそのまま再現したザッハトルテやシェイク、特製レモネード、コールドプレスジュースを展開するほか、同店のために開発したスムージーも9種類用意する。
期間限定店にはインナービューティやギルトフリーに着目したスイーツブランドもラインアップ。開業時には食物繊維や栄養価の高い野菜や果物、発酵食品などを使ったドーナツなどを展開する「アップビート東京(UPBEET!TOKYO)」、エキストラバージンオリーブオイルを使い、ヘルシーに仕上げたポップコーンを取り扱う「ビューティー ポップ(BEAUTY POP)」が出店する。