資生堂は、2017年9月から提供しているスマートフォンで肌測定ができるアプリ「肌パシャ」の測定機能を、これまでの潤い測定に加えてハリ・透明度・シミ・シワ・肌色分析など測定項目を増した。これにより店頭同様の本格的な肌測定がかなう。
これまでは、光に影響されるため“肌色”の撮影が難しく、店頭の肌測定器のような多角的な肌測定は困難とされていた。しかし今回、資生堂の肌研究とテクノロジーを集結させ、スマホのみの“肌色”測定技術の開発に成功した。進化した「肌パシャ」は、資生堂の美容理論に基づき、健やかで美しい肌を示す“3つの美肌指標(潤い・ハリ・透明感)”を総合結果として判断できる“美肌チャート”を搭載。肌状態が低下している原因や今の肌に必要な要素を導く。また、個別の肌測定機能(シミ・シワ・肌色分析)を搭載し、肌状態を確認できるようにした。“肌色”測定では、肌の色み・明るさ・血色感・メラニン量に加え、肌内部のコラーゲン量までも推測、より詳細な肌測定が可能になった。
「肌パシャ」は、17年のローンチ以降若年層を中心とした利用者が増え続け、ダウンロード数は、2017年公開初月(10月)の18倍以上に拡大している。今後は、「肌パシャ」で使用する肌測定技術のブランドアプリへの搭載や総合美容サイト「ワタシプラス」をはじめとするECと連携。健やかで美しい肌へ導くために肌を知る“美肌メーター”として展開する。