世界最大規模の家具の見本市「ミラノサローネ国際家具見本市(MILANO SALONE以下、ミラノサローネ)」が9月18~30日、伊勢丹新宿本店(以下、伊勢丹)のウインドーをジャックする。伊勢丹では各フロアでイタリア展を開催しており、「ミラノサローネ」をその主役に据える。イタリア人デザイナーのフルッチョ・ラヴィアーニ(Ferruccio Laviani)がウインドーおよび5階のインスタレーションを手掛けた。
9つのウインドーは「ミラノサローネ」のテーマカラーである赤一色に染められ、エントランスでは4本のミラー張りのトーテムが同見本市の歴史を紹介している。5階の会場にはミラーボールが吊り下げられ、大型スクリーンではイタリアデザインの歴史をフランコ・アルビーニ(Franco Albini)やアキレ・カスティリオーニ(Achille Castiglioni)、ジオ・ポンティ(Gio Ponti)をはじめとする11人の巨匠を通して紹介している。