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小松マテーレ、中山賢一代表取締役会長が社長を兼任

 東証一部上場の染色加工大手、小松マテーレ(本社:石川県能美市)は27日、中山賢一代表取締役会長(78)が30日付で社長を兼任すると発表した。同社は9月3日に、池田哲夫社長の辞任を発表していたが、後任は未定だった。

 中山会長は1941年8月19日石川県小松市生まれ。64年に小松織物精練染工(現小松マテーレ)入社。83年に販売部部長、同年取締役就任。85年に常務取締役、87年に社長、2003年から代表取締役会長に就任。06年に代表取締役会長兼社長を経て09年から代表取締役会長に就任していた。中山会長は繊維の可能性を広げるアイデアマンとして知られ、小松マテーレの繊維加工技術の革新をけん引してきた。

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