ファッション

ビオトープの植物店、ナーセリーズがリニューアルオープン 齊藤太一/SOLSO代表

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 プラチナ通りに面するショップの前には色とりどりの植物が並び、その横には小さなカウンターがある。白を基調にした店内から、フラワースタンドやツリーハウスがある中庭までがつながり(以前はつながっていなかった)、これまで以上に開放的で、心地良い空間が広がった。ビオトープ白金店1階のボタニカルショップ、ビオトープ ナーセリーズが10月18日、新コンセプトを「to relax to gardening」として、リニューアルオープンした。

 植物のセレクトはもちろん、ショップのディレクションを手掛ける齊藤太一SOLSO代表は、リニューアルの理由について「4年前にオープンした時から、世の中はガラリと変わった。LA風とかアンティーク風とか、はやりがあったけれど、今はコレっていうものがなくなってきている。そういうことではなくて、自分らしく本当に良いものを買いたいと思う方に向けてセレクトしたいと思った。お客さまも僕自身も成長してオトナになった(笑)」と説明。

 並ぶ植物は見たことがあるような、ないような…ユニークなものが多い。「生活に潤いを与えられるような、ライフスタイルになじむものを揃えた。管理しやすいこともポイント。これまであらゆるジャンルの植物を見てきた僕の経験値を集約した」。バラは年中花が咲く“グリーンアイス”、アイビーは「このアイビーはふりふりっとしている様がグラマラスでしょ?」といったように1品種1種類のみをセレクトするなど、こだわりは随所に。ドライフラワー、ギフト向けのプリザーブドフラワー、国内外の作家の作品、コケを使った和を感じるものなど、新たな商品が加わった。「ギフトとしてさらっと持って行けるものがあるといいなと思って。オンオフで使えるお店を目指した」。

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 店内はウッド調から白を基調にしたものへ。「白は植物の色が映えるから。実は落ち着いたゴールドを差し色にしている。ここは白金だから(笑)」。新たに設けたカウンターについては「この辺りは犬を散歩されている方が多くて。そういう方がちょっと立ち話していくイメージで作った。心地良いコミュニティが生まれればいいなと。これからの路面店は地域とともに成長して、地域を作っていくことだと思う。プラチナ通りといえばビオトープと言われるようなお店にしたい」。

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