「ランコム(LANCOME)」は、アメリカの女優で歌手のアマンダ・サイフリッド(Amanda Seyfried)を新グローバルアンバサダーに起用した。アマンダは「全員がそれぞれ異なりながらも統一感を持っている『ランコム』アンバサダーのファミリーに私自身が招かれることを大変エキサイティングに思っています」とコメントを寄せている。アマンダは今後、さまざまなプロモーションに登場する。
アマンダは1985年12月3日生まれ。子どもの頃からモデル、女優として活動し、ゴールデングローブ賞にノミネートされたミュージカル映画「マンマ・ミーア!」ではABBAの楽曲を吹き替えなしで歌い、その歌唱力も高い評価を受けた。私生活では2017年3月にトーマス・サドスキー(Thomas Sadoski)との間に第一子となる女児を出産している。また、ビューティブランドとの縁は資生堂「クレ・ド・ポー ボーテ(CLE DE PEAU BEAUTE)」のアンバサダー(11年)や、「パルファム ジバンシイ(PARFUMS GIVENCHY)」のフラグランス「ヴェリィ・イレジスティブル・ジバンシィ」のミューズ(13年)などがある。
また、信念を持った生き方も注目されており、動物への福祉活動のほか「ランコム」の慈善活動もサポートしている。そんなアマンダのアンバサダー起用について、フランソワーズ・レーマン(Françoise Lehmann)ランコム インターナショナル社長は「アマンダは私たちの世界に、女優および歌手としての彼女の計り知れない才能、ナチュラルな美しさ、そして比類のない情熱をもたらしてくれる。彼女が私たちの価値を完璧に表現してくれ、一緒に刺激的な時間を過ごしていけることを楽しみにしている」と語った。
「ランコム」のアンバサダーやミューズは現在ビジュアルに起用されているリリー・コリンズ(Lily Collins)やテイラー・ヒル(Taylor Hill)のほか、エリアや活動内容に合わせて多様化しており、今年2月にはゼンデイヤ(Zendaya)がグローバルアンバサダーに、10月にはクリス・ウー(Kris Wu)がアジアパシフィック ブランドアンバサダーに就任している。