ステラ マッカートニー(STELLA MCCARTNEY)は、10月21日付で新CEOにガブリエル・マッジオ(Gabriele Maggio)を迎える。就任後はロンドンの本社を拠点に、ステラ・マッカートニー(Stella McCartney)やシニア・リーダーシップ・チームのメンバーと共に働く予定だ。
マッジオはこれまで「モスキーノ(MOSCHINO)」のジェネラルマネジャーを務めていたが、9月に同ブランドを離れている。「グッチ(GUCCI)」や「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」でもいくつかのシニア・エグゼクティブおよび取締役会レベルの職務を経験してきた。マッジオは、10年間にわたってステラ マッカートニーの指揮を執り6月に同ブランドを離れた、フレデリック・ルコフ(Frederick Lukoff)の後を引き継ぐ形となる。なお、ルコフは現在スコッチ & ソーダ(SCOTCH & SODA)のCEOに就任している。
ステラは「マッジオはブランドが新たなステージへと乗り出していく最高にエキサイティングな時期に仲間になる」と語り、「私たちは、最も現実的な問題に直結するファッション業界の課題に取り組み続ける。マッジオがチームに加わったことで、ブランドの可能性が広がることを楽しみにしている」とコメントした。
ステラはパリ・ファッション・ウイーク期間中に、LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)が開催した環境保護に関するイベント「フューチャーライフ(Future LIFE)」で、同社のサステイナビリティーに関する取り組みの“顔”としても登壇している。