米「WWD」の人気企画「ファッション通信簿」では、ストリートからパーティー、レッドカーペットまで、海外セレブたちのファッションを厳しくチェック。A+、A、A-、B+、B、B-、C+、C、C-、D+、D、D-、そしてFAIL(失格)の13段階評価で格付けし、それぞれのファッションポイントを勝手に辛口ジャッジ!
第34回は、アンジェリーナ・ジョリー(Angelina Jolie)、ジュリア・ロバーツ(Julia Roberts)、クリスティーナ・アギレラ(Christina Aguilera)、シャーリーズ・セロン(Charlize Theron)、シャイア・ラブーフ(Shia LeBeouf)、ウィル・スミス(Will Smith)、ジェイデン・スミス(Jaden Smith)、エディ・レッドメイン(Eddie Redmayne)が登場。ハリウッドの大御所にも容赦ない評価コメントが炸裂!
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アンジェリーナ・ナジョリー MASSIMO INSABATO / SHUTTERSTOCK (c) FAIRCHILD PUBLISHING, LLC
Angelina Jolie
幾重にも重なったキャミソールは、自身の映画「マレフィセント(Maleficent)」の妖精というよりもスーパーマーケットのランの花という方がしっくりくる。頑張って選んだ服なのだろう。風にさらされて乱れた髪の毛もイマイチ。やはりアンジェリーナには艶のある髪が似合う――植物っぽくドレスアップしている時には。
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ジュリア・ロバーツ CHELSEA LAUREN / SHUTTERSTOCK (c) FAIRCHILD PUBLISHING, LLC
Julia Roberts
「プリティ・ウーマン」を思い起こさせる水玉模様への回帰で、突然90年代映画を見返したくなってしまった。基本的に白地に白のアクセサリー使いは好みではないが、これはいい感じ。
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クリスティーナ・アギレラ SHUTTERSTOCK (c) FAIRCHILD PUBLISHING, LLC
Christina Aguilera
モーティシア・アダムス(「アダムス・ファミリー」の母親の名)がドレスを返してほしがっている。胸元のレースアップのおかげでゴスのよいテイストが加わっているのは確か。でも、ウイッグのせいでスタイルが格落ちしてしまった。シャープなボブの方がこの前髪にふさわしいし、もっとヨーロッパ風にもなるだろう。
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シャーリーズ・セロン MATT BARON / SHUTTERSTOCK (c) FAIRCHILD PUBLISHING, LLC
Charlize Theron
シャーリーズ・セロンの新しいボウル・カットはとても素敵だが、修道女のようなファッションには合っていない。明るめのグレーが彼女の存在感を消してしまっている。片手だけのレザーグローブもスタイリングのテクニックとしては少々やり過ぎだから、機能性重視ではめていることを願うばかりだ。
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シャイア・ラブーフ TODD WILLIAMSON / JANUARIMAGES / SHUTTERSTOCK (c) FAIRCHILD PUBLISHING, LLC
Shia LeBeouf
とてもファッショナブルな武術の師範のようなスタイル――これは褒め言葉だ。白のアンダーシャツとソックスが安っぽくて完璧。
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ウィル・スミス BROADIMAGE / SHUTTERSTOCK (c) FAIRCHILD PUBLISHING, LLC
Will Smith
ラッパーとして“フレッシュ・プリンス”を名乗っていた頃が本当に懐かしい。ウィル・スミスは51歳になっても素敵だが、若い感じのスーツを着ても彼のスタイルがよくなるわけではない。もっと時代を超える装いをすればA評価に仲間入りするだろう。
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ジェイデン・スミス BROADIMAGE / SHUTTERSTOCK (c) FAIRCHILD PUBLISHING, LLC
Jaden Smith
ジェイデンはいつも自分のスタイルにとても自信を持っているし、それがちゃんと表れている。ファッショナブルなブラックスーツを完璧に着こなしているだけでなく、それが赤い髪の毛と絞り染めのシルクスカーフを完璧に引き立てているのも計算済み。素晴らしく似合っているが、家ではやらない方がいい。
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エディ・レッドメイン ANTHONY HARVEY / SHUTTERSTOCK (c) FAIRCHILD PUBLISHING, LLC
Eddie Redmayne
この髪にチキンカツレツみたいな服を着るのは本当によくない。70年代がトレンドかもしれないが、ネクタイを含めた全身ベルベットスーツはエディにとって残念な結果にしかならないチョイス。