ファッションECの日本最大手「ゾゾタウン」を運営するZOZOが、堅実路線へ大きくかじを切る。4月25日の決算説明会では、昨年末から大きな話題を振りまいてきた会員制割引サービス“ZOZOARIGATO”の終了、PB事業の拡大戦略からの転換、2021年3月期に時価総額3兆円、流通総額7350億円を掲げた中期ビジョンの撤回などを発表。野心的とも言える大きな目標と革新的なサービスを取り下げる一方、執行役員制度の導入やテナントとの共同開発など堅実路線へ転換する。日本市場での圧倒的なシェアを武器に快進撃を続けてきたZOZOは、どこへ向かおうとしているのか。(この記事はWWDジャパン2019年5月13日号からの抜粋です)
競争から共創、大胆から堅実へ
定期購読についてはこちらからご確認ください。
購⼊済みの⽅、有料会員(定期購読者)の⽅は、ログインしてください。