ファッション

ナイキが傘下の米サーフブランド「ハーレー」を売却

 ナイキ(NIKE)は傘下のサーフブランド「ハーレー(HURLEY)」を、米投資会社ブルースター・アライアンス(BLUESTAR ALLIANCE)に売却する。詳細は非公開だが、12月中に取引が完了する見込みだ。

 「ハーレー」は、サーフボードのシェイパー(サーフボードを削る職人)として有名なボブ・ハーレー(Bob Hurley)が1999年にカリフォルニア州で創業。ナイキは2002年に同ブランドを買収し、サーフィンやスケートボード、スノーボード分野を強化した。当時、「ハーレー」の売り上げは7000万ドル(約75億円)程度だったが、ナイキのサポートの下で世界的なサーフブランドに成長した。ハーレー創業者は最高経営責任者(CEO)も務めていたが、15年にCEO職を退任している。

 ブルースター・アライアンスは06年に設立。主に「べべ(BEBE)」「タハリ(TAHARI)」「ケンジー(KENSIE)」などのカジュアルブランドや、ブルックストーン(BROOKSTONE)などの小売りチェーンに投資している。

 ナイキは10月23日に、マーク・パーカー(Mark Parker)会長兼社長兼CEOが20年1月13日付でCEO職を退任してエグゼクティブ・チェアマンに就任することを発表したばかり。これに伴い、新社長兼CEOにはナイキの社外取締役である米IT企業サービスナウ(SERVICENOW)のジョン・ジョセフ・ドナホー2世(John Joseph Donahoe II)社長兼CEOが任命された。

NIKE x ビジネスの記事

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

疾走するアシックス 5年間で売上高1.8倍の理由

「WWDJAPAN」11月4日号は、アシックスを特集します。2024年度の売上高はコロナ前の19年度と比べて約1.8倍の見通し。時価総額も2兆円を突破して、まさに疾走という言葉がぴったりの好業績です。売上高の8割以上を海外で稼ぐグローバル企業の同社は、主力であるランニングシューズに加えて、近年はファッションスニーカーの「オニツカタイガー」、“ゲルカヤノ14”が爆発的ヒットを記録したスポーツスタイル…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。