ビューティ

ロレアルが初の紙製化粧品チューブを開発 2020年に導入

 ロレアル(L’OREAL)は世界で初めて紙製の化粧品チューブを、化粧品パッケージ製造企業のアルベア(ALBEA)とともに開発した。2020年での実用を予定している。

 これにより、ロレアルはグループ内のブランドで使用しているプラスチックの大半をバイオベースの紙類似素材に代えることが可能だ。紙チューブによる環境負荷の改善は、ライフサイクル・アナラシス(商品が製造や流通、消費、廃棄に至る全てのステップで環境への負荷がどれだけ軽減されるかを評価する手法)で評価される予定だ。

 フィリップ・トゥヴィアン(Philippe Thuvien)=ロレアル パッケージ&デベロップメント ディレクターは「ロレアルでは2007年からパッケージのエコロジカル・フットプリントの改善に注力してきた。今回のパートナーシップにより、さらに一歩前進できたと考えている。20年末までに全てのパッケージのフットプリントを改善することを目指す」とコメント。20年4月にテストリリースしたのち、フェイスやボディーケア製品のパッケージから順次導入する。また、同社は25年までに全てのプラスチック容器がレフィル可能、リサイクル可能、コンポスト可能となり、容器に使われるプラスチックはバイオソース素材からなることを掲げている。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

27メディアが登場、これが私たち自慢の“ナンバーワン”【WWDJAPAN BEAUTY付録:化粧品専門店サバイバル最前線】

11月25日発売号は、毎年恒例のメディア特集です。今年のテーマは "ナンバーワン"。出版社や新興メディアは昨今、ウェブサイトやSNSでスピーディーな情報発信をしたり、フェスやアワードなどのイベントを実施したり、自社クリエイティブやIPを用いてソリューション事業を行ったりなど、事業を多角化しています。そのような状況だからこそ、「この分野ならナンバーワン!」と言えるような核を持てているかが重要です。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。