ファッションセンスに加え、ライフスタイル全体におしゃれ感がある著名人に贈られる、日本メンズファッション協会主催の「第48回ベストドレッサー賞」の発表・授賞式が東京・渋谷のセルリアンタワー東急ホテルで行われ、約2000人が来場した。受賞したのは、世耕弘成・参議院自由民主党幹事長/衆議院議員(政治部門)、三木谷浩史・楽天会長兼社長(経済部門)、現代アーティストの小松美羽(学術・文化部門)、横笛奏者・作曲家・プロデューサーの藤舎貴生(学術・文化部門)、女優・モデルの杏(芸能部門)、俳優のムロツヨシ(芸能部門)、カヌースラローム選手の羽根田卓也(スポーツ部門)、ピアニストの西川悟平(特別賞)の8人。
世耕氏は「絶対もらいたかった賞。外国人に貫録負けしないように一年中スリーピースを着用している。裏地やネクタイはラッキーカラーの赤」などとファッションのポイントを披露した。今年「ファッション ウィーク東京」の冠スポンサーとなった楽天の三木谷氏は2度目の受賞。「世の中がダイナミックに変わる中で、当社も勇気を奮って行動している。若者には積極的にチャレンジしてほしい」とスピーチした。また、「メゾン クリスチャン ディオール(MAISON CHRISTIAN DIOR)」のアンバサダーを務める小松美羽は「ディオール」のドレスを着用して登場。「絵を描いているときの姿とギャップがあるとよく言われます」などとエピソードを話した。
そして、ラグビーワールドカップで活躍した稲垣啓太選手が特別ゲストとして登場すると、「この場にいても大丈夫ですか」「慣れてないので」という言葉に会場が沸いた。