新生・東急プラザ渋谷の2階に12月5日にオープンする「ビームス ジャパン 渋谷(BEAMS JAPAN SHIBUYA)」は3日、オープンに先駆けて店内を公開した。旗艦店の「ビームス ジャパン 新宿」に続く2号店として、日本の魅力を国内外に発信する。和を基調とした内装には、日除けのれんやアーティストのカッズミイダによる風神雷神の天井画などを施している。
店舗面積は132平方メートル。大型の新宿店に比べると小ぶりだが、新宿店と連動したコンテンツと渋谷店のみのコンテンツの2軸で展開し、国内ブランドや日本各地の企業、自治体とのコラボレーションなど、日本のファッションやカルチャーにこだわった選りすぐりの商品を集める。店内には「ビームス ジャパン」のロゴにハチ公を加えた限定Tシャツや、前回も好評だった「男はつらいよ」とのコラボ企画第2弾、渋谷スクランブル交差点をモチーフにしたグッズ、イラストレーターの永井博が描き下ろしたタワーレコード(TOWER RECORDS)とのコラボTシャツ、井村屋とコラボした「ゴールデンあずきバー」、ベルリン発のメンズオンラインメディア「ハイスノバイエティ(HIGHSNOBIETY)」と「ミズノ(MIZUNO)」のビームス ジャパン渋谷限定のスニーカーなど、ここでしか買えない多彩な商品が並んだ。オープンから3日間限定で特別販売する伊勢の銘菓「赤福」もすでに話題になっているという。
アパレル類は共通素材を用いたユニセックス提案で、XSサイズから取りそろえる。「チャンピオン(CHAMPION)」などの海外ブランドのモノも「ビームス ジャパン」が別注したここでしか取り扱いの無いものだ。ウィメンズウエアのディレクションを担当した久保田雅也ウィメンズ統括ディレクターは「ほぼ『ビームス ジャパン』限定。一つのアイテムで量を売るというよりも話題作りのできる商品を継続的に仕込んでいく。様子を見ながら今後、より精度を高めていく」と話した。