12月12月号の「WWDビューティ」は、ドラッグストアの特集です。好調なドラッグストア業界において、各社が増収を続ける要因とは何か。ビューティを中心に各社の強みや特徴、独自の取り組み、インバウンド施策、現在の市場をどのように見ているかなど、ドラッグストア7社に取材。各社の人気アイテムとともに紹介しています。ニュース面では、2019年に資金調達やM&Aに関するニュースが相次いだビューティ系スタートアップ企業をピックアップ。今注目すべき5つのカテゴリーや、ビューティの新潮流を読み解きます。
日本全国のドラッグストアの店舗数は年々拡大し、1店舗あたりの売り上げも増えています。日本チェーンドラッグストア協会(JACDS)によると、18年度のドラッグストアの市場規模は前年度比6.2%増で、16年度、17年度を上回る伸長率となり、ドラッグストア各社の19年度の業績もほとんどが増収で着地。プライベートブランド(PB)の強化や“ここでしか買えない”という独自性、地域密着型のサービスや顧客の取り込みなど、各社の増収となっている要因に迫ります。
ニュース面では、新興ビューティ企業の資金調達・M&Aのほか、19年9月期決算を発表して262億円の赤字を公表したMTG、英国スパブランド「エレミス(ELEMIS)」の好調を受けて19年4~9月期決算で飛躍的な増益を記録したロクシタン インターナショナル(L'OCCITANE INTERNATIONAL)、若年層への訴求を強化して20年1月からリブランディングを行うイギリス・ロンドン発のコスメブランド「リンメル(RIMMEL)」を掲載しました。
そのほか、東京・銀座にある情報発信基地ショップをリニューアルした花王、中国最大のECサイト「Tモール(T MALLL)」を運営するアリババ(ALIBABA)との取り組みを発表したアイスタイル、美白美容液を刷新し、ブランド初のサプリを日本限定で販売する「コスメデコルテ(DECORTE)」なども紹介しています。