※この記事は2019年8月23日に配信した、メールマガジン「エディターズレター(Editors' Letter)」のバックナンバーです。最新のレターを受け取るにはこちらから。
夢の“「WWDジャパン」居酒屋”
少額ながら会社から予算はゲットしたので(マジですw)、「今年度実現したい!!(でも、正直できるかな?)」という事業に“「WWDジャパン」居酒屋”があります(笑)。期間限定、数日オンリーの開催で良いので、私たちスタッフが店頭に立って、「いらっしゃ〜い!!」ってなカンジで読者の皆さんを出迎えてみたいのです。ファッション週刊紙「WWDジャパン」編集長の向には、和服を着せ、小料理屋の女将的役割を演じてもらいましょう(笑)。彼女がついでくれる熱燗は、週末の夜、五臓六腑に染み渡りそうです(まだ、本人には何も伝えてもいませんがw)。僕は、雰囲気あるバーのマスターってカンジじゃないし、ホストともちょっと違うような……。ねじり鉢巻に法被姿とかで「はい!喜んで〜」と言いながら、皆さんの生ビールを運びたいと思います(笑)。
若干“おふざけ”が過ぎましたが、“「WWDジャパン」居酒屋”は本気です。デジタルに身を置くからこそ、最近はリアルの価値を痛感しています。もうね、「インスタ映え」とか結構どうでもいいんです。しかもフェイクしたり背伸びしたりしてまで「インスタ映え」を狙うのは、まっぴらゴメン。「映え」なくて良いから、自分らしくありたいと思っています。
そう思っているのは、僕のみならず。昨今のファッションシーンでは、「ポスト・インスタ映え」がトレンドを生みそうな気配です。メンズのスーツ復権も、ウィメンズのクラシック回帰も、「インスタ映え」が背中を押したストリートブームの反動でしょう。クラシックな装いは、タイムラインを高速でスクロールしていても目に止まる異様なボリューム感や、一目で分かるロゴとは無縁のスタイルですが、それが「インスタ疲れ」し始めた消費者が増えている今、時代にフィットしてきたんだと思います。
ということで、デジタルに身を置くからこそ共感できるリアルな空間を形作ることができれば、「WWDジャパン」の読者は、今以上のファンになってくれると思うのです。セレクトショップ「1LDK」がオープンした喫茶店と同じ感覚です。
ということで、まずは立地を考えなくちゃ。どこがいいでしょう?業界人がお忍び感覚で集えて、ちょっぴり毒のある愚痴やゴシップを言っても差し支えない場所となると、東横線なら元住吉、小田急線なら梅ヶ丘、京王線なら桜上水あたりが良いと思うのですが、いかがでしょうか?そもそも、イースト東京の方が良いかしら?集った読者が意気投合すれば、普段の取材では聞けない話が出てきたり、なんなら新しいビジネスが生まれたりしそう!!ニュースメディアとして、それを記事化できれば、“「WWDジャパン」居酒屋”は一石二鳥なのです(笑)。
みなさん、“「WWDジャパン」居酒屋”にぴったりの場所、ご存知ありませんか?コンテンツをコンテクスト化できる人材同様、また、このお手紙で募集したいと思います。
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