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アダストリアが営業利益予想を上方修正 値引き抑制で粗利改善

 アダストリアは26日、2020年2月期連結業績の利益予想を上方修正すると発表した。前期(19年2月期)に苦戦していた「グローバルワーク(GLOBAL WORK)」「ローリーズファーム(LOWRY’S FARM)」といった主力ブランドが回復し、「ニコアンド(NIKO AND…)」などその他のブランドも総じて好調に推移した。天候不順や自社ECモール「ドットエスティ(.st)」の不具合の影響で売上高の予想は下回ったが、値引き抑制によって営業利益や純利益は予想を上回るという。

 修正後の予想は、売上高2230億円(当初予想は2250億円)、営業利益120億円(同100億円)。自社ECの不具合の原因となったソフトウエアに関する減損処理に伴い、特別損失15億1100万円を計上するが、純利益は当初予想を5億円上回る65億円になる見通し。

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