世界に目を向けると日本とは異なる美容トレンドが生まれている。そこで、連載「海外ビューティ通信」では、パリやニューヨーク、ソウル、シンガポールなど、7都市に住む美容通に最新ビューティ事情をリポートしてもらう。
1901年創業の老舗百貨店、ノードストロムは昨年10月に、マンハッタンに初めてウィメンズの旗艦店をオープンした。シアトルを拠点とする同百貨店の本格的なニューヨーク進出ということになる。ブロードウェイを挟んだ向かい側には2018年4月にオープンしたメンズ館があり、マンハッタンにはほかにアウトレット業態の「ノードストロムラック」、ECで注文した商品の受け取りや返品が行える「ノードストロムローカル」をそれぞれ2カ所で展開している。今回はそのビューティフロアの様子をリポートする。(この記事はWWDビューティ2020年1月1日号からの抜粋です)
同旗艦店は地下2階、地上5階の7層構造で、店舗面積が約3万mと同社では最大級店舗面積となる。内は全体の35%度を「サンローラン」や「フェンディ」、「ジバンシイ」などのラジュアリーブランド製品で構成する。7つのレストランを備え、洋服の修理やパーソナルスタイリングのほか、オンラインで注文した商品の店舗での受け取り・返品、購入した商品を同日に配送(市内のみ)するサービスなどを提供する。同社は旗艦店オープンにあたり、売り上げの30%を占めるECとのシナジー効果により売り上げ拡大を図る考えだ。
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