アイスタイルは1月6日、ビューティヘルス市場のマーケティングとソリューションに特化した新会社ドット アンド スペース(Dot & Space) を設立した。「アットコスメ」のサービスプラットフォームの活用に加え、外部のクリエイターやメディアと連携して市場に新たな価値を提供する。アットコスメの100%出資で、同社クリエイティブ室の野田昌嗣チーフプロデューサーが代表取締役共同最高経営責任者(CEO)に、同社チーフクリエイティブオフィサー(COO)を務めていた博報堂ケトルの大木秀晃氏が共同CEOに就任した。
ドット アンド スペースは、年々高まるビューティヘルスへの関心と重要性に着目し、アイスタイルおよび「アットコスメ」が持つサービスプラットフォームのさらなる活用と、ノウハウを生かした新事業展開を目的に設立した。バーチャルタレントを企画・運営・プロデュースする企業アクティベイトと協業したVTuber開発や、美容誌など他メディアとコラボレーションしたコンテンツを開発するほか、他ブランドとの製品の企画・開発など自社で培ったノウハウを生かした事業を行う予定だ。
また1月10日、JR原宿駅前にオープンする「アットコスメ トーキョー(@COSME TOKYO)」の1階に併設する公開型スタジオ「アットスタジオ」と3階イベントスペース「アットラウンジ」を同社が運営する。「アットスタジオ」ではインフルエンサーやクリエイターなどとコラボレーションしたコンテンツを発信するほか、「アットラウンジ」ではメイクアップアーティストや美容家などを招へいしビューティヘルスに関するイベントを行っていく予定だ。これまでの店舗運営をベースにしながら新しいショッピング体験やコンテンツを提供する。