ロイヤルホテルの旗艦ホテルである「リーガロイヤルホテル(大阪)」は、1月16日に創業85周年を迎えるにあたりユニホームをリニューアルした。デザインは「ホワイトマウンテニアリング(WHITE MOUNTAINEERING)」の相澤陽介デザイナーが担当した。ディレクターのユニホームは30年ぶり、ベルボーイ・ベルガールは12年ぶり、フロントスタッフは6年ぶりの変更となる。
新ユニホームは、昨年6月に改装したメインロビーの空間と親和性を持たせたデザインで、宿泊部のディレクター、ベルボーイ、ベルガール、フロントスタッフが着用する。男性のネクタイには、ロビーの柱にある金蒔絵の鳥模様をパターンに取り入れ、格式ある上品さを表現。フロントスタッフは、一目でホテルスタッフとして認識できるよう視認性に優れたカラーリングとデザインにした。コーポレートカラーの“ロイヤルグリーン”をアクセントに、ベースカラーの紺色との配色が目を引く。ファッション性に加え、軽さ・伸縮性・通気性の高い素材を採用して作業効率の向上を図った。
相澤デザイナーがホテルユニホームをデザインしたのは今回が初めて。18年にはトヨペットの店舗のエンジニアが着用するメカニックスーツをデザインしたほか、現在サッカー・J1リーグに所属する北海道コンサドーレ札幌のクリエイティブ・ディレクターを務めている。