「WWDビューティ」1月16日号は毎年恒例の社長特集です。今回もビューティ業界をリードする27人の代表に、2019年の振り返りと20年のビジョン、新たな取り組みなどを幅広くインタビューしました。ジュローム・ブリュア(Jerome Bruhat)日本ロレアル社長、魚谷雅彦・資生堂社長兼最高経営責任者(CEO)など、そうそうたる企業のトップが登場しています。ニュース面では1月10日にオープンした「アットコスメストア」初の旗艦店「アットコスメトーキョー」をピックアップ。“ネットとリアルの融合”をテーマにしたさまざまなビューティ体験について取材しました。
社長インタビューで各社の取り組みを聞く中で多く聞かれたのが、化粧品に欠かせなかったプラスチック容器を環境に配慮した原料に変更したり、生産や輸送時に生じる二酸化炭素の排出量を削減するなどのサステナビリティ活動の強化です。また、グローバル化や多様化するニーズに対応するための研究所の新設・拡張、人工知能(AI)を活用したビューティテックの拡大、ブランドの世界観を伝えるための旗艦店の出店が多く見られたことにも注目です。
ニュース面では、「アットコスメトーキョー」のほか、ブランドを刷新し2シリーズを展開するアルビオンのトータルケアブランド「イグニス(IGNIS)」、約50億円の資金調達を行ったヘルステック「フィンク(FINC)」、リニューアルにより売り場面積が約4倍になった阪急うめだ本店の化粧品売り場、外的要因から肌を守る「ジバンシイ(GIVENCHY)」の新作ファンデ、「オルラーヌ(ORLANE)」から登場した“時を消すクリーム”の進化系クリームなどを紹介しています。
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PHOTO:KAZUMA TAKIGAWA / SHUNICHI ODA / KAZUSHI TOYOTA / KAZUO YOSHIDA / YUKIHIRO YOSHIKAWA(18)