1月14〜19日、2020-21年秋冬パリ・メンズ・ファッション・ウイークが開催された。フランス史上最長の交通ストが終息したばかりだったり、パリメンズの大トリを3シーズン連続で飾っていた「セリーヌ(CELINE)」が今季は不参加となるなど、ブランドの大幅な入れ替えもあったりで、何かと注目を集めたパリ。会場付近のストリートで目を引いたのはオールブラックのコーディネートだ。黒ずくめの人が多いからと言って、没個性とはならないところがさすがのファッショニスタたち。レザーでハードにキメた人から、ハットやブライトカラーのバッグ、厚底のシューズなどを取り入れてしっかりアクセントを付けるなど、それぞれが個性を主張していた。
小物では「ジェイ ダブリュー アンダーソン(JW ANDERSON)」のキャップバッグが人気のようだ。2020年春夏パリ・メンズコレで発表された新色のバイカラーのキャップバッグを、オールブラックとは対照的なオールホワイトの服に合わせたドレッシーなスタイルや、カジュアルコーデに取り入れた人など、コーディネートの仕方はさまざまだ。
また、ミラノのコレクション会場付近でもトレンドだったオレンジや黄色などのビタミンカラーはパリでも根強い人気があった。