パリ・メンズ・ファッション・ウィークの開催3日目となる1月16日に、ヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)が手掛ける「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」が2020-21年秋冬コレクションを発表した。今回のショー会場となったパリのチュイルリー庭園(Tuileries Gardens)に設置されたテントの中は、雲の浮かぶ青い空の様子がペイントされていた。
ショー会場にはヴァージルと親交のある村上隆、ベルギーのサッカー選手のトーマス・ムニエ(Thomas Meunier)、スティーヴィー・ワンダー(Stevie Wonder)の息子のカイランド・モリス(Kailand Morris)、ラッシュ(Lash)、台湾人歌手のチェン・リノン(Chen Linong)、タイガ(Tyga)、ミーゴス(Migos)のメンバーのクエヴォ(Quavo)やテイクオフ(Takeoff)、ラッパーのポップ・スモーク(Pop Smoke)、シンガー・ソングライターのJ. バルヴィン(J Balvin)、DJのディプロ(Diplo)など、アーティストやスポーツ選手、そして音楽業界などから多数の著名人がフロントローの席に着いた。
また、20年春夏ショーのフロントローでもおなじみのK-POPグループEXOの元メンバーのクリス・ウー(Kris Wu)やベラ・ハディッド(Bella Hadid)の姿もあった。
そして、ショー会場には昨年11月にティファニー(TIFFANY &CO.)の買収を発表して話題を呼んだLVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトンのベルナール・アルノー(Bernard Arnault)会長兼最高経営責任者(CEO)や次男のアレクサンドル・アルノー(Alexandre Arnault)=リモワ(RIMOWA)CEO、三男のフレデリック・アルノー(Frederic Arnault)=タグ・ホイヤー(TAG HEUER)戦略・デジタル担当ディレクターらアルノー一族も姿を見せた。