ザ・ウールマーク・カンパニーは、2月17日にロンドンで開催される若手デザイナーの登竜門「2020 インターナショナル・ウールマーク・プライズ(2020 INTERNATIONAL WOOLMARK PRIZE 以下、IWP)」のファイナル大会の審査員を発表した。
今回は「ディオール(DIOR)」のメンズ・アーティスティック・ディレクターのキム・ジョーンズ(Kim Jones)やアーティストの村上隆をはじめ、ポーランド人モデルでアクティビストのアンニャ・ルービック(Anja Rubik)、名物ジャーナリストのティム・ブランクス(Tim Blanks)「ビジネス・オブ・ファッション(The Business of Fashion)」エディター・アット・ラージやハミシュ・ボウルズ(Hamish Bowles)「ヴォーグ」インターナショナル・エディター・ アット・ラージ、エドワード・エニンフル(Edward Enninful)英「ヴォーグ」編集⻑ら9人が審査を行う。
また同大会では、IWPの第1回受賞者であり、昨年亡くなったデザイナーのカール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)を讃えるため、「カール・ラガーフェルド賞」を新設する。プレゼンターは、「ハーパーズ バザー(HARPAR’S BAZAAR)」のグローバル・ファッション・ディレクターでブランド「カール・ラガーフェルド」のスタイルアドバイザーでもあるカリーヌ・ロワトフェルド(Carine Roitfeld)が務める。
ファイナル大会へは「ニナ リッチ(NINA RICCI)」のアーティスティック・ディレクターを務めるデザイナーデュオのルシェミー・ボッター(Rushemy Botter)とリジー・ヘレブラー(Lisi Herrebrugh)による「ボッター(BOTTER)」や、エミリー・アダムス・ボーディ(Emily Adams Bode)の「ボーディ(BODE)」、サミュエル・ロス(Samuel Ross)による「ア コールド ウォール(A-COLD-WALL)」などLVMHプライズやアンダム賞などの有名コンペのファイナリストに選ばれた実績のある若手注目株が顔をそろえる。優勝者は20万豪ドル(約1500万円)、「カール・ラガーフェルド賞」の受賞者は10万豪ドル(約750万円)を獲得する。
審査員メンバーは以下の通り、
ティム・ブランクス(Tim Blanks)/「ビジネス・オブ・ファッション」エディター・ア ット・ラージ
ハミシュ・ボウルズ(Hamish Bowles)/「ヴォーグ」インターナショナル・エディター・ アット・ラージ
シネイド・バーク(Sinead Burke)/ライター、学者、活動家
エドワード・エニンフル(Edward Enninful)/英「ヴォーグ」編集⻑
キム・ジョーンズ(Kim Jones)/「ディオール」メンズ・アーティスティック・ディレクター
村上隆/アーティスト、カイカイキキ代表取締役
ホリ・ロジャース(Holli Rogers)/ブラウンズCEO、「ファーフェッチ」チーフ・ブラン ド・オフィサー
アンニャ・ルービック(Anja Rubik)/モデル、sexedPL 創業者、慈善活動家
シャウェイ・イェー(Shaway Yeh)/「モダン・メディア」グループ スタイルエディトリアルディレクター